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香茶屋・ドリップバッグコーヒーの抽出のコツ。

公開日:2021年4月23日更新日:2022月12月28日
カテゴリ:抽出のはなし。

香茶屋・ドリップバッグコーヒーの抽出のコツ。

香茶屋のドリップバッグコーヒーを美味しく淹れるためのコツを記載しました。
まず、香茶屋のドリップバッグをご用意ください。

*内容量は同じ10gなのですが、それぞれ容積は異なります。
煎りが深いと水分が飛んでしまうので軽くなるため、ローストレベル(ミディアムロースト:中浅煎り、ハイロースト:中煎り、フルシティロースト:深煎り)と焙煎度合いが深煎りになるに従いコーヒー豆に含まれる水分値が減るので、豆が軽くなるため、同じ10gでも容積が大きくなります。
そのため、抽出量を変えることで、出来上がりの濃度を調節しなければなりません。
ミディアムローストの場合の出来上がりは「170~200mlくらい」。
ハイローストの場合の出来上がりは「180~210ml」くらい。
フルシティローストの場合の出来上がりは「200~240ml」くらい。
と、それぞれ抽出のお湯の量によって、濃度が変わりますので、上記のお湯の量を目安にしてみてください。

濃いめが好きな人は、出来上がりのお湯を少なめで、あっさりタイプが好きな人は、出来上がりのお湯を多めで調整してください。

<ドリップの場合のコツ。>

1・まずはドリップバッグの裏面を読みながら、カップにドリップバッグをかけます。

2・お湯を沸騰(使用するお水選び)させて、コーヒーの粉全体にお湯がかかるように「ササっと」お湯をかけます。

3・お湯をかけたら30秒ほど待ちます。
この工程を「蒸らし」と呼びます。この時間が短いと成分がきちんと抽出されませんので、30秒〜40秒ほど、しっかりと蒸らしてください。
この蒸らしが、かなり大切です。

4・蒸らしをきちんと待ちましたら、お湯をゆっくりと細く「◯(まる)」を描くように注ぎます。
この際の注意点としましては、「お湯の流れを細くする」ことです。そして、「ゆっくりと回す」。
そして、画像のように「フックの上の方までお湯に浸らないようにする」こと。

フックは「紙」で出来ているため、お湯がフックまで浸ってしまうと、フックの「紙の味」が液体についてしまいます。
それを出来るだけ排除したいので、フックの上部まで並々とお湯を注がないようにしてください。

5・そのような抽出法ですと、一回に注ぐお湯の量はとても少なくなりますので、結果として回数を何回にも分けて注ぐ必要がありますが、出来上がりのコーヒーを美味しくするためですので、ガマンして少しずつ何回も注いでください。

6・今回は文字が赤色のドリップバッグ「ミディアムロースト」を使用していますので、出来上がりを200mlとしました。
時間は、7分30秒もかかってしまいましたが、できるだけフックの上部にお湯で浸らないように注意をして注ぎました。

すると、こんなにキレイな色の抽出液になります。
見た目の色は味わいに影響がありますので、この液体の色を見ただけでも、とてもキレイな風味だということが見て取れます。
これで、出来上がりです。

そして、次に紹介する抽出法は「裏技・ドリップバッグの抽出」です。

<裏技・ドリップバッグの浸け置き式のコツ。>

裏技1・まず香茶屋のドリップバッグを用意します。
こちらのお湯の量もローストレベルによって変えてください。

*目安としまして、
ミディアムローストの場合の注ぐお湯の量は「180~200mlくらい」。
ハイローストの場合の注ぐお湯の量は「180~210ml」くらい。
フルシティローストの場合の注ぐお湯の量は「200~220ml」くらい。

濃いめが好きな人は、注ぐお湯の量を少なめで、あっさりタイプが好きな人は、注ぐお湯の量を多めで調整してください。

裏技2・ガラスのサーバーにコーヒーの粉を入れます。
(サーバーが無い場合は、底が丸いガラスのカップまたは大きめのスープカップなどをご利用ください。)

裏技3・キッチンスケールを用意して、ドリップバッグのコーヒーの粉をサーバーに入れて、スケールを0にします。

裏技4・お湯を完全に沸騰させたら、お湯を注ぎます。
*今回使用したのは、文字が赤色のドリップバッグ(ミディアムロースト)でしたので、180gのお湯を注ぎます。

裏技5・注ぎ始めましたら、タイマーを押します。4分間です。
*しっかり抽出したい場合は、4分10〜15秒ほど長くします。

裏技6・4分間待っている間に「浸け置き式専用・不織布フィルター」をセットして、カップの上へおきます。

時間になりました。

裏技7・時間になったら、大きめのスプーンを画像のように数ミリだけ液体に差し込んで、ゆっくりと、ゆっくりと3〜4周だけ回します。

裏技8・ゆっくりと3〜4周だけ回しましたら、今度は「浸け置き式専用・不織布フィルター」でゆっくりと注ぎます。
この時に、下に沈んだコーヒーの粉を巻き上げないように、そして下に沈んだコーヒーの粉をカップの中に注がないように注意をして注ぎます。

裏技9・下に沈んだコーヒーの粉がフィルターの方へ流れ出そうになりましたら、そこで注ぐのは終わりにしてください。
これで、出来上がりです。

「浸け置き式専用・不織布フィルター」を使用しますと、フィルターのメッシュがちがいますので、より粘性が豊になり、より芳醇さが増して、より美味しくなります。

>香茶屋オリジナル・不織布コーヒーフィルターの説明ページへ

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