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エチオピア・カヨカミノ農園、販売を開始しました。
公開日:2021年11月12日更新日:2021月11月12日
カテゴリ:お店のこと。
本日、エチオピア・カヨカミノ農園・ナチュラルの豆のショッピング・カートにて販売を始めました。
本日もカッピングをしましたが、とってもクリーンなコーヒーです。
コーヒーは元々、コーヒーチェリーと呼ばれる「果実の種」をローストして抽出した飲料ですので、「種のフレーバー」がどうしても登場してしまいます。
植物系のドライハーブとかウッディとかスパイス(レッドペッパー)とか、ほとんどのコーヒーにその植物系のフレーバーはベースに見られます。
ですので、当店のカッピング・プロファイルの場合には、ベースのフレーバーである「種由来のベースのフレーバー」を表示しているのですが、このエチオピアには植物由来のフレーバーがほとんど感じなく、フルーツ感がベースに登場するくらいに素晴らしいコーヒーです。
あと、生産処理工程がナチュラルになると、どうしてもその生産処理の時に登場する「発酵臭」がついてしまいます。
ですが、このカヨカミノ農園のナチュラルは素晴らしい。
発酵臭がほぼ感じないので、「本当にナチュラルなのか?」と問屋さんに問い合わせをしたくらいです。
その理由の一つには、画像でもあるように「ドライテーブル」。
ナチュラル、ウォッシュドを問わずキチンとした製品を作る人たちは、ドライテーブルを使う比率が高い。
すべて人の行うことには理由があるものです。
その意味を理解し、良い方向へと向かわせようと考える人は、そこを深く考え取り組むものです。
このエチオピア・コーヒーをカッピングしてみると、そのような取り組みが背景にあることがフレーバーから伝わってきます。
これは正しく、トップ・スペシャルティ以上のレベルのコーヒーであることが伝わるのです。