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抽出の補足。

公開日:2020年11月22日更新日:2021月09月04日
カテゴリ:抽出のはなし。

昨日のブログで当店の抽出の考え方を書きました。
その補足をしておこうと思います。

まず、現在の抽出は浸漬式(浸け置き式)を採用しています。
それは、昨日も書きましたが、100°Cの熱湯を使って抽出したかったことと、そして抽出時間をコントロールできることが大きいのです。

これだけを書くと、サイフォンでも良いのでは?と思うかもしれませんが、当店の場合、最終的には不織布フィルター(ポリエステル・フィルター)で濾すことになります。
それと、抽出自体が容易でなくてはなりません。
手間は、片付けを含めて「手間」ですので、コーヒーを飲みたいと考えた場合に、片付けで洗い物が多かったり、手間だったりすると「飲みたい意欲」が減ったりしてしまうので、それを含めて考えています。

そうした場合に、「簡単に」はとても大切だと考えて、浸漬式(浸け置き式)を採用しました。
そして、コーヒープレスではなく、KINTOコーヒーサーバーで浸け置きすることで、口が広いので洗う場合に比較的手が入りますのでオススメしております。

そして、浸漬式(浸け置き式)の場合は、コントロールの幅が広いことも条件が良いと考えます。

1・お湯の温度をコントロールすることができる。(当店の場合、熱湯で100°C)
2・抽出時間をコントロールすることができる。(当店の場合、4分10秒)
これは、他の抽出方式は意外とコントロールができなかったりします。

今まで当店でも使っていたドリップ式の場合は、お湯の温度は選べても、抽出時間はコントロールできませんでした。

サイフォン式の場合は、抽出時間はコントロールができても、温度をコントロールすることはできませんでした。

意外とシンプルなのですが、抽出での選択肢の幅が広いのが「浸漬式(浸け置き式)」なのです。

ですが、デメリットとして微粉などの量がカップの中に多く抽出してしまうことです。
そこを改善することで、簡単で、それでいて良質なコーヒーを誰でもが飲めるようになります。

その改善策が、当店でオリジナルで販売している「不織布フィルター」です。
4分間浸け置きして、そのあとは不織布フィルターで濾してあげるだけなのです。

>香茶屋オリジナル・不織布フィルターのサイトへ

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