



カテゴリー:ドリップバッグ
中煎り(ハイロースト)
DB グァテマラ・エルインヘルト・トラディショナル 50個入り(中煎り:ハイロースト)
- フレーバー
- フルーツの酸味
- ボディ
- ローストの甘さ
- 苦味
青色の文字は、ハイロースト(中煎り)。
ローストの上品な甘さと滑らかさに、フルーツの酸味が少しだけ顔を出します。
窒素ガス充填された商品で、常温でも長期保存が可能な商品となっております。
※ドリップバッグは10個まではゆうパケット(メール便)対応が可能ですが、それ以上の購入の場合は、クロネコヤマト便、またはゆうパック代金引換の発送となります。
このコーヒー豆の特徴
エルインヘルト農園・トラデシショナルは、この農園で生産された品種を独自にブレンドしたオリジナル・ブレンド名。ブルボン、カトゥーラ、カトゥアイの3種類がブレンドされている。
グァテマラ北西部のウエウエテナンゴの谷沿いに深く入った「La Libertad(ラ・リベルタ村)」で、敷地面積750ヘクタールのうちコーヒー栽培エリア250ヘクタールの広大な敷地の中でエルインヘルト農園は営まれています。
エルインヘルト農園は、世界でも良質なコーヒー農園として名高く人気のある農園です。
このエリアの平均気温は16~28°Cと冷涼で、年間降水量は1,800~2,000mmとコーヒー栽培として適しており、適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有しています。
明確な乾季が均等な開花と熟成を生み、結果として最上級の酸味・ボディ・フレーバー・ほのかにワインのようなアロマを持つコーヒーを生み出しています。
農園は大変よく手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色、実の付き方が素晴らしく、見た目からもその美味しさが伝わります。
堆肥にはミミズを使った有機肥料を使用するなど環境にも考慮がなされています。
敷地内の470ヘクタール以上に及ぶ天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらしています。
収穫では完熟した赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って生産処理がなされています。
果肉除去された後60~72時間をかけて発酵槽に浸けられて熟成し、山から流れてくる豊富な湧水を利用し洗浄され、パティオ(天日乾燥場)にて丁寧に天日乾燥されます。
エルインヘルトでは、農園独自にドライミル(選別工場)を所有しており、生産から生産処理、そして出荷までのすべての工程を一貫して行っています。
良いコーヒーを生産するために、オーナー自身の徹底した研究、管理のもとで、伝統的で素晴らしい良質なグァテマラ・コーヒーを生産しているのです。
このエルインヘルト農園は、グァテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、常に上位もしくは優勝を何度も勝ち取っている農園です。
まさにグァテマラの頂点に立つ農園と言っても過言ではありませんが、その背景には自然と人との調和、伝統の継承と先端技術の融合というバランスを保ちながら持続可能な生産を続けているのです。
この豆の焙煎による味づくり
このグァテマラの特徴は、液体の質感の良さが挙げられると考えています。
なので、液体の質感(液体の滑らかさ)の良さが存分に味わえるバランスに取り組まなければなりません。
フレーバーには、タータリック(ぶどうの酸)などもあり、フルーティさもあるのですが、グァテマラの特徴でもあるウッディ(種子由来の木のような香り)もあるので、フルーツ感を遮らないように種子由来のフレーバーを登場させるのが目標になります。
このグァテマラはハイロースト前後に仕上げる予定なので、ローストのフレーバーによるキャラメルやチョコレートのような甘く滑らかなフレーバーも同時に楽しめるように味づくりをしたいです。
産地情報
- 生産地/農園名:
- グァテマラ・ウエウエテナンゴ・ラ リベルタ / エル インヘルト農園
- 生産者:
- アルトゥロ・アギーレ
- 生産処理場:
- エル インヘルト農園
- 生産処理情報:
- フリーウォッシュド
- 標高:
- 1,500 ~ 2,000m
- 品種:
- ブルボン、カトゥーラ、カトゥアイ
- 生産年度:
- 2021~22
味わいの特徴
温かいときは、ミルクキャラメルのような良質な質感とキャラメルのような甘さが合わさったフレーバーに、微かに紫色のブドウを思わせるフルーツの酸味が楽しめます。