



カテゴリー:ドリップバッグ
中煎り(ミディアムロースト)
DB ホンジュラス・ロスノガレス 50個入り(浅めの中煎り:ミディアム)
- フレーバー
- フルーツの酸味
- ボディ
- ローストの甘さ
- 苦味
赤色の文字は、ミディアムロースト(浅めの中煎り)。
上品なローストの甘さを表面に、そしてフルーツの酸味を背景に配置をしたコーヒーとなっております。
窒素ガス充填された商品で、常温でも長期保存が可能な商品となっております。
※ドリップバッグは10個まではゆうパケット(メール便)対応が可能ですが、それ以上の購入の場合は、クロネコヤマト便、またはゆうパック代金引換の発送となります。
このコーヒー豆の特徴
ラパス県北端、サンチアゴプリングラを北上した秘境地で、コマヤグア県都の境にあるモンテシージョ山脈の南山麓にある集落です。
元々は豆やトウモロコシ、そして牧草地などだったのですが、近年コーヒーの生産が本格的に行われるようになった産地です。
6-7年前は何もなかったエリアですが、スペシャルティコーヒーを生産するプロジェクトがあり、この地でコーヒー生産が始まりました。
ロスノガレス農園は1800mもある高地で、夜間は12℃まで冷え込み、取り扱いエリアの中でも最も標高の高いエリアで、コーヒーが生産されています。
気候はやや乾燥しており、過酷な環境、そして新しい土地(土が固く農業向きになりきっていない)という事もあり、環境に耐えられるように耐性の強いIH90などをまずは生産しています。
収穫期は1-3月頃で4月に開花。
農園主のヘンリー・ウイリアムは父親から農園を譲り受け、3.5Haの農園のうち1.5Haをコーヒー栽培に充てています。
以前はコーヒーチェリーを地元のバイヤーに売って生計を立てていましたが、昨今のマイクロロットの需要により、生産方法を改善し、完熟のピークにあるチェリーだけを収穫することにし、発酵時間に18~24時間をかけ、乾燥工程はソーラードライヤーを用いて15日間かけて乾燥させています。
そして、今では良質なスペシャルティコーヒーの生産で生計を立てれるようになり、今後はより良質なコーヒー生産のために、ウエットミルの改善や新たなコーヒー栽培のための土地の購入などの意欲を語っています。
この豆の焙煎による味づくり
ミディアムロースト(中浅煎り)ですが、このホンジュラスの持つ柔らかで爽やかなフルーツの酸味と、柔らかな液体の質感を活かすローストを探ります。
フレーバーのベースにウッディが登場するので、そのベースのウッディ感をシナモンのようなフレーバーに変換するのが、焙煎士の腕の見せどころ。
液体の上品な質感と合わさり「ミルクキャラメル」のような甘さもこのホンジュラスの特徴だと思います。
産地情報
- 生産地/農園名:
- ホンジュラス・ラパス・チャギーテ / ロス ノガレス農園
- 生産者:
- ヘンリー ウィリアムス ヘルナンデス
- 生産処理場:
- ロス ノガレス農園
- 生産処理情報:
- ウォッシュド
- 標高:
- 1,860m
- 品種:
- IH90
- 生産年度:
- 2021~2022
味わいの特徴
ウォッシュド・プロセスのコーヒーですが、スムースで柔らかな甘さと質感、そして爽やかなフルーツの酸味が合わさったような、とても上品なスペシャルティコーヒーです。
上品な滑らかさですが、意外とボディはミディアム-ハイとボリュームがあるので、余韻に赤紫色のストーンフルーツ感が味わえます。