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知っておいてほしいこと。
このたびは、香茶屋のスペシャルティコーヒー豆のご注文を
ご検討してくださいまして、ありがとうございます。
実際に商品が届いたときに、より当店のコーヒーを満足して
いただけるように、商品に関することや、抽出に関することを
お伝えしたいと思います。
そうしたことも含めて、ご理解をいただいてから
ご注文してくださいますよう、お願いいたします。
香茶屋の焙煎による味づくりについて。
日本には、季節の移り変わりがあることで、大気の熱量が
季節の移り変わりにより変化しています。
もちろん日々の気温の移り変わりもありますが、焙煎によって
コーヒー豆に与える熱量は、季節の移り変わりによる大気の熱量の変化を
追いかけながら、それに伴って変化させてあげなくてはならないと考えて
取り組んでおります。
それが、コーヒー焙煎における、焙煎の設定を変えることの大きな
要因のひとつです。
もうひとつ焙煎における味づくりの設定を変える要因が、
季節の移ろいで「人が感じる美味しさ」の要因です。
人の感覚は、冬には「上品な甘さ」が美味しく感じ、
夏には「爽やかな清涼感」が美味しく感じると香茶屋では考えています
ので、季節感に合わせた味づくりに取り組んでいます。
コーヒーの<カッピング・プロフィール>も入荷時に記載した情報に
なりますので、手元に届いたコーヒー豆がそっくりそのままの味わいや
風味が登場していない可能性もあります。
しかし、味わいと風味のバランスを考慮して、日々そのコーヒー豆が
一番活かされると思う焙煎を施しております。
これは、日々焙煎したコーヒーのカッピングをして、納得した上で
販売をしておりますが、必ずしも<カッピング・プロフィール>とおりの
味わいや風味では無い可能性がありますことをご了承ください。
香茶屋オリジナル抽出システムについて。
香茶屋の美味しさの考え方には、「良質さ」という味わいを
一貫して考えております。
仕入れの目利き、ローストでの味づくり、そしてそのローストされた
コーヒーを活かすための抽出まで「一貫性」があることが大切だと考えて
お店の運営をしております。
良質さを登場させる抽出のためには、ご自宅でお店と同じレベルの抽出を
再現することを目標として取り組んでいます。
それには、推奨するコーヒーミルで、しかも粒度の調節がなされたミルで
粉砕された「粉を使用」し、「浸漬式抽出法」にて抽出すること、推奨する
お水を使用することで、お店の味は簡単に再現できるよう抽出システムを
開発しております。
当店の喫茶コーナーの味づくりをそのまま再現できる抽出システムですので
当店のファンのために開発をした抽出システムとなっています。
コーヒー豆の保管方法について。
コーヒー豆が劣化する要因は下記の5つだと言われております。
- 1.湿気の多いところ。
- 2.気温の高いところ。
- 3.酸素。
- 4.紫外線。
- 5.粉にすること。
これらから判断して、香茶屋では1週間程度を楽しむ量を密閉できる保存容器
(ジップ袋など)に入れ冷蔵庫で保管をオススメしております。
それ以内に消費できないコーヒー豆は、密封容器(ジップ袋など)に入れて
冷凍庫で保管することをオススメしております。
その際に注意する点は、密封容器内の空気を抜くことです。
そして、冷凍庫から冷蔵に移し変える時は、一旦冷蔵庫に移してから数時間後に
開封し補填することで、冷気による霜(大気中の水分)をコーヒー豆に与えない
ようにすることで、劣化スピードを極力抑えることができると考えております。
上記の保管を実践し、未開封の場合では香茶屋のコーヒー豆の鮮度はかなり
長い期間(1年間くらい)楽しめます。
粉での販売の場合は、劣化スピードが早いため窒素ガス充填包装にて販売を
しておりますが、開封後は10 日間程度でお召し上がりになる場合は冷蔵保管で。
開封後の消費に10 日以上かかる場合は、冷凍庫での保管を推奨しております。
粉での販売について。
香茶屋では、コーヒー豆を粉の状態での販売に限り「窒素ガス充填包装」にて
対応し販売をしております。
窒素ガス充填包装は、常温でも劣化スピードがかなり緩やかになるため、長期間
品質が維持されるため粉での販売の場合では必ず窒素ガス充填を施しておりますが、
直射日光の当たらない場所で高温多湿を避けて保管してください。
窒素ガス充填包装には、使用する袋もガスバリア性の高い包装資材を使用するため、
包装資材と窒素ガスのコストと手間がかかるため「コーヒー豆100g」に対して
「粉にする90g」にて同価格で対応させていただいております。
対象商品は、コーヒー豆の粉の状態、ドリップバッグ、水出しアイスコーヒーパックの
3商品については、窒素ガス充填包装での対応にて粉の状態にて販売をしております。
「豆のまま」の状態の場合では、粉での出荷と比べると劣化スピードは著しいわけでは
ないので、コストを優先しガスバリア性がそれほど高くない包装資材を使用し、コスト
を削減することで販売価格の上昇を抑えております。
また、開封してしまいますと窒素ガスは放出され、その効果が維持できなく
なりますので、開封後は空気を押し出した状態で密封して、必ず冷蔵庫もしくは
冷凍庫にて保管をお願いしております。
開封後は保管場所が異なると、品質維持が難しくなりますので、保管場所は
十分に理解した上でご利用ください。