読み物。
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感覚のはなし
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諦めないことの強み。
2024年4月25日
ボクは今から20年以上も前に受けたコーヒーテイスティングの初級セミナーで、自身の嗅覚がポンコツであることに気づいてしまった。 それまでは、自分はそこそこフレーバーが理解できているだろうと、勝手にそう…
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原点を振り返ってみると。
2024年4月24日
ボクはいつの頃からか「良いモノ」を作りたいと思うようになった。 具体的にはコーヒーのローストをするという仕事だったのだが、「良いコーヒーを手掛けるためには、何をしなければならないのか?」という考…
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視点のちがいに気づくこと。
2024年4月21日
先ほど、お客さんと会話をしていて気づいたのですが、コーヒーを味わう時の目線の意識がボクの場合は完全にローストの味づくり目線であることに気づいてしまった。 なんでその「ローストの味づくり目線」で見…
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Transparent(トランスペアレント:透明な)と Clean(クリーン:キレイな)の違い。
2024年4月18日
コーヒーテイスティングでは、透明感を感じた際に「トランスペアレント」という表現を使ったりする。 日本語だと「透明感」を表す表現なんだと思っている。 素材の透明感を表す表現としてトランスペアレン…
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春色のイメージ。
2024年4月5日
「春色の汽車に乗って、海に連れて行ってよ。」 松田聖子さんが歌っていた、松本隆さんの歌詞の冒頭だ。 この季節になると、ひとり運転する車内で口ずさんでしまったりする。 ふと、その歌詞の「春…
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「飲みやすい」という表現について問う。
2024年3月23日
「飲みやすい」をポジティブな表現として使っている人たちがいかに多いことだろうか。 テレビ番組を見ていても、とても多く使われている。 当店に来店されたお客さんもよく使われている。 だが本当にそれで…
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感覚を育てることの意味。
2024年3月22日
美術館に出向き、感動する作品と出会う。 ボクの目線はいつもそれをローストに結びつけて考えるので、その感動した感情とその技法をセットで見つめることで、そのロジックを取り込もうとしている。 最初か…
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密度感と透明感。
2024年3月20日
2018年の焙煎の競技会にて予選で提出したローストは、「ローストの密度感」を表現しているものであったことを、今の感覚が教えてくれていることに気づいた。 しかし、その当時はそれを「透明感」だと誤認をし…
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クリーンという言葉を使うようになったわけ。
2024年3月16日
クリーンな味わいを「透明感」と伝えていた。 しかし、「透明感」では不足する感覚を「クリーン」は持っていることに気づき、最近は「クリーン」をあえて選んで使うようになった。 透明感の状態の場合では…
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記憶。
2024年3月8日
ジャン・フィリップ・ダルシーさんのチョコレートを今年は食べることができた。 5年ぶりになる。 ボクの5年前の感覚は、それほどでもなかったため、5年前のダルシーさんのチョコレートの記憶も曖昧である。…