読み物。
Blog
良質さのお話。
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意識が変える。
2022年12月2日
以前のボクは鼻が鈍かった。 それに気づいただけでも、自分を褒めてあげたい。 そこに気づいたからこそ、「香りの情報をもっと感じられるようになりたい。」という意識が生まれたのだから。 そんなボク…
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自分以外の人たちが感じいている世界を想像すること。
2022年11月5日
毎朝の通勤で浜名湖周辺に連なる低山が見えている。 今年のマイブームでもある東山魁夷さんの日本画を美術館で見てから、その身近に在る低山の色彩に、毎日心が動かされるようになってしまった。 感情にじーん…
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クオリティを見る目線とフレーバーを見る目線は異なる。
2022年11月3日
昨日の話の続きになってしまうのですが、クオリティ(品質)は人の手の加わるところすべてで登場している。 ワインならば、ブドウを収穫するタイミングですべてが決まると考えられる。 そして製造過程で登…
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スペシャルティコーヒーという飲料。
2022年10月26日
コーヒーが好きな人は、スペシャルティコーヒーも飲める。 でも、スペシャルティコーヒーが好きな人は、コーヒーが飲めない。 この意味が理解できる人は、当店のスペシャルティコーヒーの美味しさがわかっ…
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ダンパ装置の限界とインバータ装置の合わせ技の可能性。
2022年9月22日
”たぶん”なのだが、ダンパ操作の最終形の扱い方が見えてきたと同時に、そこがダンパ操作だけでは良質なコーヒーのローストが成り立たないことを意味していることをはっきりと理解した。 その”たぶん”の意…
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脳で感じる色彩を見る。
2022年9月1日
たぶんこれは、テイスティングのトレーニングの香りのインプットによるもの。 それが、「脳で感じる」という面白く、そして不思議な感覚。 そして良質なものの方が、より明確に「脳で感じる」ことができる…
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東山魁夷さんの日本画から焙煎を学ぶ。
2022年8月19日
夏休みをいただいて、天候が良くはなかったのですが、山に行ってきた。 そしてせっかく信州まで足を運んだので、時間があったなら美術館に寄ってこようと考えて、下調べもしていった。 下山してお風呂に入…
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良質さという世界観。
2022年8月14日
多くの人たちが興味を持つ商品は、ヒット商品となるのだろうけれど、少ない人たちしか興味を持ってもらえない商品は売れない商品なので、いつか販売されなくなってしまうのだろう。 これが商売の成り立ちなのだと…
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脳内で、脚色されるもの。
2022年8月5日
嗅覚の感覚のスゴイところは、脳内で勝手に情景に脚色をしてしまうところなんだと思えるようになった。 ただし、その脚色はすべての処理において、脚色を施すわけではなく、ある共通点があるのだと思っている。 …
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モノづくり。
2022年8月3日
何かをつくる。 ということは誰でもができる。 しかし、そこに美しさを共存させようとすると、話は別である。 美味しいモノは誰でもが作ることができるけれど、美しいモノは誰でもが作ることはできない…