読み物。
Blog
焙煎の味づくりのこと。
-
積み重ね。
2021年2月24日
もうコーヒー焙煎を26年ほど続けておりますが、いまその道を振り返って思うことは、技術や感覚というものは1歩ずつの積み重ねて出来上がっているということです。 振り返ってみて、「あの時のあの不甲斐な…
-
焙煎の設定でフレーバーの景色を変えている。
2021年2月21日
ここ1〜2週間くらい前から、ミディアム〜ハイローストのローストしたコーヒーでも「酸味由来のフルーツ感」が登場するようになった。 実際には、今までの焙煎ではしていなかった設定を増やしたことで、そう…
-
ローストによる味づくりのバランスを捉えるためには。
2021年2月18日
先日、ちょっと良いタブレットのチョコレートを食べた。ただ職業病が発生して「バランス」を勝手に見てしまうのですが、それも「ロースト」による酸味の登場の仕方とかのバランスを見てしまうのです。生のものを「ロ…
-
素質とは、目で見えないものを「想像するチカラ」や「諦めない」という気持ち。
2021年2月17日
ここ静岡県の浜松の気候だと、毎年年末のクリスマスの前後くらいに急にコーヒー焙煎の設定が変わる。急に酸味が強く登場するようになってしまうのです。そのために、ローストの甘さを登場させるために、焙煎の設定を…
-
シンプルを理解する。
2021年1月30日
何度か話したことがあるかもしれませんが、ボクのコーヒー焙煎の原点は、とあるコーヒー屋さんのある言葉があります。 その言葉が「シンプルにした方がいい。」です。 ボクの性格は、頭で考え過ぎな傾向に…
-
味づくりの幅が広がる。
2021年1月24日
昨年あたりから、フレーバーの中で登場しているカテゴリが、より見えるようになってきていることに気づき始めた。 すると、ベースであるフレーバーが、他のフレーバーと合わさって「そのフレーバー」を形つく…
-
味を守るための焙煎。
2021年1月23日
本日より、「ケニア・キリニャガ・カリイ ファクトリー」のコーヒー豆とUPをし忘れておりました「グァテマラ・アンティグア・レタナ農園」のコーヒー豆のwebショッピングカートでの販売が始まりました。 お…
-
感動するものを手がけるために。
2021年1月17日
結局のところ「感動するもの」というものは微細な部分にまでにも神経を使い、隅々まで意識がされているからこそ、受け取る側には無意識のうちにすべてを把握しないまでも何かしら伝わるものがあるのだと思っています…
-
タイプ別の焙煎。
2021年1月6日
昨年の11月あたりから、焙煎の味づくりの組み立て方をいろいろと変えながら、コーヒー豆の個性を引き出すためにタイプ別の焙煎を考えるようになった。その考え方の基本が、コーヒーの質を判断する3つの項目である…
-
感慨深い。
2020年12月26日
今朝、焙煎して昨日載せた年末年始用のスペシャルロットの販売を始めた。年末になったから振り返るという訳ではなく、今朝焙煎したこのスペシャルロットをカッピングしたら、勝手に振り返ることになった。それは、同…