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良質さの本質とは。
公開日:2020年12月20日更新日:2021月09月03日
カテゴリ:良質さのお話。
今まで、あまり紅茶を美味しいと思ったことはなかった。
でも、良質な紅茶は美味しいことを知った。
すると、良質な紅茶には、良質な「ハーブ感」がしっかりとあることが分かった。
それは、茶葉は植物の「葉っぱ」からできているから当然だと言えば当然のことなのだけれど、それに気づいていなかった。
それを考えた場合に、コーヒーも同じで、コーヒーの場合は、コーヒーチェリーと呼ばれるフルーツの「種子」なので、「種子」由来の植物系のフレーバーが必ず登場するということ。
その「種子」由来の植物系のフレーバーが、良質なコーヒーの場合はポジティブで美味しいということなのだと思うのです。
それが、コーヒーなのだと。
しかし、一般流通しているコーヒーの「種子」由来の植物系のフレーバーはあまり美味しいとは言えないので、ローストの香りで覆い隠してあげる方が美味しいのです。
それが、一般流通しているコーヒーの味づくりなのです。
基本的に、人はすべてのものを美味しく食べたり飲んだりしたいのです。
なので、劣るフレーバーはそれが登場しないように調理をする必要があります。
その調理的な要素がコーヒーの場合は、焙煎と抽出なのです。
劣るフレーバーは調理で誤魔化す。
良質なフレーバーは調理で引きだす。
意外とそれを知らずに、良質なコーヒーを誤魔化す抽出をしている人たちがとても多いのです。
がっかりです。