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表現とは、表情。
公開日:2020年12月29日更新日:2021月09月04日
カテゴリ:感覚のはなし
昨日は定休日でしたが、年末年始を自宅で過ごすための買い出しに行ってきました。
夕方になり、夕焼けをみながら、その色のグラデーションの登場の具合が「やっぱりコーヒー焙煎と同じだなぁ」と思いながら、その夕焼けを眺めていました。
夕焼けの色の変化の「どこらへん」が好きか?で、コーヒーの味づくりも好みが変わります。
たぶんこれは、年を取るごとに好みも移り変わっていくのだと思いますが、見え方が変わるというのか、より繊細なところが見えるようになるというのか、年を重ねることで視点も移り変わるのだと思っています。
「表情」を言語化している「表現」は、ひとつの単語かもしれませんが、実のところ「表情」なのです。
なので、表現というひとつの単語は「表情」を現しているわけです。
その表情を微細な部分まで捉えようとする洞察力があれば、年を重ねることで「微細な部分の表情」を読めるようになるということなのだと思うのです。
だからこそ、表現のひとつの単語だとしても、実のところ、とても奥が深いのです。
それを、モノを見るということなのだと思うのです。
なので、これからの人生で、もっと奥が深い「こういうことなのかぁ」を気づかせてくれる出来事がいろいろとあるのだろうなぁと思いながら、それに気づけるように取り組んでいきたいと思いました。