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感覚が敏感になるためには。

公開日:2024年6月2日更新日:2024月06月02日
カテゴリ:テイスティング

感覚が敏感になるためには。

noteにて今まで取り組んできたテイスティングをまとめているのですが、これが不思議なもので「まとめる」という意識の元で、文章をまとめていると、今まではぼんやりとしか理解できていなかったことが、自身で理解ができるようになってくるのだ。
だから理解ができていなかったとしても、とりあえず「まとめてみる」ことは、とても有意義なことであることを認識した。

ボク自身で理解が進んでいなかったこととは、なぜ感覚が敏感に感じられるようになるのか?というポイントであった。
感覚として、今まで以上にいろんな詳細な箇所まで感じられるようになってきている自覚はあるのだが、なぜ「感覚が敏感になるのか?」という理由の部分はぼんやりとしか説明ができなかったのだ。

しかし、今まで取り組んできた内容をまとめていると、どうやらそれは「香り情報の分割」に意味があったことに気づいたのだ。
香り情報を分割して感じられるようになってくることで、感じるという解像度が向上するためである。

そして、嗅覚のレベルが向上すると、他の五感の感覚も向上するということがこの説明だと成り立つのだ。
要は香りを分割して感じられるようになることで、脳の解像度が向上することによって、他の五感情報を感じる解像度も向上するということがその要因であるのだと考えることができるからだ。

なので、感覚を向上させるためには香り情報の分割を進めることで、それが可能になる。
そして、フレーバーコメントをより的確にするためには、その香り情報の分割が進むことにより、カテゴライズが進むことから、口に含んだコーヒーのフレーバー情報の中に、折り重なっている異なるカテゴリのフレーバー情報が感じられるようになるため、フレーバーコメントが的確に行えるようになるのだ。

そして、その香りの分割された情報のひとつひとつに「品質とはどのような状態を示すものであるのか」を当てはめることが出来るようになることで、脳の処理は更に高度な処理を理解することになるため、より詳細な感覚を感じられるようになってくるのだ。

なので、どこまで理解できるようになりたいのか?
で、香りの分割まですればよいのか?
それとも、カテゴライズまで取り組んだ方がよいのか?
更にその上のマッピング及び良質さの理解まで取り組んだ方がよいのか?
を判断し学んでいくことで、感覚でいろんな状態を感じられるようになることを伝えていきたいのだ。

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