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新章に突入した感覚。
公開日:2024年5月25日更新日:2024月05月25日
カテゴリ:感覚のはなし
今までもとりあえず新しい理論のローストに取り組むことはよくあった。
だが、その当時の感覚が育っていなかったことから、美しさにおける成り立ちを理解できていない状態で取り組むと、可能性が見えてこないものであった。
以前の取り組みでは、「無理」だと認識したのに、今の感覚ではその「可能性」を感じられることから、改めて感覚とは不思議なものであることを理解することになった。
そして、美しさの成り立ちを理解することで、論理的な思考で取り組むことが可能になるものなのだが、成り立ちを理解しないままでの取り組みは理屈や理論になってしまっていることにも気づく。
それは検証もままならないものでもあることにも気づいている。
論理的な思考をもとにして感覚で検証をすることが新たな境地に進めることを意味していた。
やはり時間はかかるものだが、成り立ちを理解した上で、論理的に取り組むことで、それは表現と呼ばれる世界の取り組みへと変革する。
ようやく表現と呼べる領域に足を踏み入れることが出来るようになったのだと、ちょっと嬉しい気持ちもある。
そのためにも、何を表現したいのか?
そこをそれぞれの商品に対して意識していかなければならない。
もう第何章になるのかも分かっていないが、新章に突入したことだけはわかっている。
それは新しい味づくりに突入したことを意味している。