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原点を振り返ってみると。
公開日:2024年4月24日更新日:2024月04月24日
カテゴリ:感覚のはなし
ボクはいつの頃からか「良いモノ」を作りたいと思うようになった。
具体的にはコーヒーのローストをするという仕事だったのだが、「良いコーヒーを手掛けるためには、何をしなければならないのか?」という考え方の共通点から、感性を育てるためには、まずは自身の感覚において、感度を向上させることが必要不可欠であるのだと思えるようになった。
そして、その時の自身にはまだ備わっていなかった嗅覚の感度を向上させるために取り組まなければならないことに気づいた。
試行錯誤をしながら、どうしたら自身の嗅覚は成長していけるのか?
を真剣に取り組むことになった。
しかし、結果としてそれが良かったのだと気づいた。
それは、五感の中でも嗅覚という器官の素晴らしいところは、他の器官とは処理される脳の領域が分離されている器官であり、その嗅覚の脳の領域を使うことで、感覚は成長し、そして感性を高めてくれる器官でもあることを後に気づくことになるのだ。
これは、今だから言えることでもある。