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Clean(クリーン:キレイな)を表現するためには。
公開日:2024年4月19日更新日:2024月04月19日
カテゴリ:良質さのお話。
昨日の Clean(クリーン:キレイな)の表現では、人の手が加わって登場している美しさであると述べた。
コーヒーの場合のクリーンさを登場させるためには、ローストされたコーヒー豆以外の要素でも人の手が加わっているため、クリーンさを落としたり、導き出せたりすることに気づいている。
コーヒー豆以外となると抽出が絡んでくる。
本来はここの領域はバリスタの仕事になってくるのだが、ロジックだけ話しておこうと思っている。
クリーンさを登場させるための選択肢では、
1・ミル。(グラインダー)
2・使用する水。
3・フィルター。
4・器。(カップ)
の上記の4つの要素で、クリーンさを導き出すことの出来るモノを選ぶ必要性がある。
クリーンさの反対に位置している状態は、濁り・くすみ・ザラつき・ボヤけ・飲みやすさ、などが挙げられる。
それぞれを感覚で認識できていることが条件で、それらを選択することが可能となるため、クリーンさを選べるためには感覚で認識が出来ていることが条件となると考えている。
そしてクリーンな状態は、ボリューム感に欠ける印象を持つものである。
味づくりとしてクリーンさを保ちつつも、ボリューム感を同時に登場させる味づくりは困難ではあるが、不可能ではない。
なので、ボリューム感がありつつもクリーンなコーヒーを提供することは尊いものであることを認識をしている。