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密度感と透明感。
公開日:2024年3月20日更新日:2024月03月20日
カテゴリ:感覚のはなし, 論理的な考え方
2018年の焙煎の競技会にて予選で提出したローストは、「ローストの密度感」を表現しているものであったことを、今の感覚が教えてくれていることに気づいた。
しかし、その当時はそれを「透明感」だと誤認をしていたことにも気づいている。
何が言いたいのかと言えば、言葉と状態は繋がっていて、そしてその「言葉と状態」と感覚は繋がっているということ。
なので、学ぶということの本質には、最終的に感覚と言葉の持つ意味を繋げることを指している。
これが意外と簡単には身につかないものであり、そのためにとても多くの時間と経験を必要とするものであるのだ。
その言葉の持つ意味がきちんと理解できるようになれば、それを表現することが可能になる。
それは、言葉の持つ意味と感覚が繋がっているためである。
だからこそ、言葉の持つ意味を感覚で理解することが、モノづくりにおいてはとても重要な意味づけになっているのだとボクはそう思っている。