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クリーンという言葉を使うようになったわけ。
公開日:2024年3月16日更新日:2024月03月16日
カテゴリ:感覚のはなし, 論理的な考え方
クリーンな味わいを「透明感」と伝えていた。
しかし、「透明感」では不足する感覚を「クリーン」は持っていることに気づき、最近は「クリーン」をあえて選んで使うようになった。
透明感の状態の場合では、「透けている」と「明るい」という状態が合わさった印象であるのに対し、クリーンの場合ではそこに「ツヤツヤした状態」などの「良質さを示す状態が介入される言葉」のような印象を受けるためだ。
だから、透明感止まりの味づくりならばその表現で良いと思うのだが、クリーンな味づくりが出来ているのであれば、クリーンと表現をした方が良いと思うためである。
このように、状態と表現は繋がっている。
だから感覚の良い人たちは、表現から状態を想像ができるのだ。
なので、その表現が的外れであったとしたならば、それを作った人の感覚を疑う分析をすることになる。
ゆえに、表現と感覚は密接な繋がりがあるのだ。