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年明けから、またひとつ発見。
公開日:2021年1月5日更新日:2021月09月03日
カテゴリ:抽出のはなし。
あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
お正月休みをいただき、その間は焙煎から離れることとなります。
ですが、コーヒーは飲む機会がありますので、コーヒーを自宅で飲んでいると、気づきがあったりするものです。
いつもは、手軽に飲みたいので、電気ポットというのか電気ケトルというのか、お水を入れて電気で数分で沸かす電気のポットを使うのですが、お正月ということもあり何故だか、ヤカンを使ってガス火で沸かしてみたのです。
すると、同じお水なのですが、「ガス火」と「電気」ではお湯の味わいが違うのです。
これは「熱源が違う」ということなのですが、コーヒー焙煎も「熱源」で味わいが変わるので、お湯も熱源で変わるんだなぁと改めて、そういう「感覚」から伝わる美味しさを年明けから痛感したのです。
ヤカンを使ってガス火でお湯を沸かすと、お湯が柔らかな印象になります。
電気ポットの場合だと、ツンツンしているというのか、柔らかな印象ではありません。
コーヒーだけではなくて、煎じて飲む緑茶や紅茶なども、「お湯」と「素材」を使うものなら、すべて「お湯」の美味しさも絡んできますので、お試しください。
そういうところをひとつずつキチンとしていくことで、出来上がりのコーヒーが一歩ずつ素晴らしくなっていくということです。