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ローストの技法は日進月歩。

公開日:2024年3月1日更新日:2024月03月01日
カテゴリ:感覚のはなし, 論理的な考え方

ローストの技法は日進月歩。

毎朝、販売するための不足分をローストすることが日課である。

何年か前から、ローストの技法が急激に進化し始めてきた。
今から思い返すと、嗅覚の育成に効果が出始めたことから感覚が向上してきたことが背景にあり、それに伴い分析力が向上したことが理由のような気がしている。

その感覚における分析力の向上が、カッピングから分析が出来るようになってきたことで、そのままローストの設定を増やしたり、減らしたりすることが感覚により出来るようになったことが一番の理由であると思っている。

それまでは、感覚でローストが出来ておらず、理屈や理論を構築することでローストをしていたが、頭の中で思いついた理屈や理論ほど当てにならないものはなく、そのほとんどが使えないものであった。

なので感覚を磨くことで、感覚で味づくりが出来るようになることで、思い描く味づくりが出来るようになってきたのだ。
もちろん理論も大切であるのだが、頭でっかちになってはいけないのだ。
大切なことは、感覚と理論の併用であり、表現における味づくりでは論理的に味づくりが出来るようになることであると思っている。

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