読み物。
Blog
朝の習慣。
公開日:2024年2月14日更新日:2024月02月14日
カテゴリ:テイスティング, 感覚のはなし
朝食にシリアルを食べるようになって、もう数年経つ。
もともと便秘症というほどでもないのだが、テレビ番組で腸内細菌のことを伝えていて、摂取する食品によって腸内の効果がある場所が異なるらしいことを知り、それから朝食にシリアルを食べるようになった。
今はオートミールとオールブランを好みの割合にして混ぜている。
すると以前と比べて便通が改善されたこともあり、それから毎日シリアルを朝食で食べている。
ただ基本、糖質が抑えられているシリアルなため美味しくない。
美味しいと思えないことには続かないので、そのシリアルにいろんなものを添加することで、毎日の朝食を楽しくしている。
その内の一つが、冷凍のブルーベリーだ。
本来はブルーベリーよりもカシスの方が目に良いらしいが、冷凍カシスを売っているところが限られるため、ブルーベリーをシリアルの中に一緒に入れている。
他には、チョコレート味の「大人のミロ」や牛乳もしくは低脂肪乳を入れている。
テイスティングの学びの基本は、香りのインプットなので、シリアルの中に入れられた「ブルーベリー」を分解して分析をしたりする。
口に含まれる味わいには、牛乳、ミロ、シリアル、ブルーベリーといろんなものが混じるのだが、それらの中からブルーベリーだけを抜粋して、その風味を分析できている自分がいることに気づいた。
こんなことは以前は出来なかったことなのだが、いろんなものが混ざり合っている状態の中のブルーベリーだけを感じられるようになっていることにちょっと驚いたのだ。
人間は諦めずに頑張れば、進歩できるものなんだなぁとしみじみと思った瞬間でもあった。