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目線を教えてもらうために。
公開日:2024年2月10日更新日:2024月02月10日
カテゴリ:論理的な考え方
人は、自分の感じている感覚でしか見ることも、感じることも出来ないものである。
しかし、他人の見ている、感じている箇所が、自分の見ている、感じている箇所と違うことに気づくことで、他人の目線を盗むことが可能になる。
しかし、人は自分の見ていたり感じている箇所しか感じ取れない性質があるため、他人の見ている感じている箇所を盗むことは本来は不可能に近いものであるのだ。
だから、教えてもらうのである。
その人がどこを、見ているのか。
その人がどこを、感じているのか。
その見ている視線を教えてもらうのだ。
すると、その視線を何回も何回も試しているうちに、徐々にその人が教えてくれたであろう視線に気づく可能性が高まる。
だからこそ、その人が自分に教えてもらえるようになるために努力することが必要であるのだ。
それが真剣さであるのだと思っている。
熱量だと言ってもいい。
それこそが、人を動かすチカラであるのだと思うのだ。
大切なことというものは、簡単には教えてもらうことなど出来ないものなのだ。