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darkの意味。
公開日:2024年2月1日更新日:2024月02月01日
カテゴリ:良質さのお話。
コーヒーのローストやチョコレートに使われる形容詞でもある「dark(ダーク)」。
dark(ダーク)の意味は、
*(光がなくて場所や時期が)暗い、闇の、暗黒の
*(光を反射しないで物が)暗い、黒い
*(状況が)暗い
*(表情などが)暗い
*(声や音が)暗い
などと調べると出てきた。
注目してもらいたい箇所は、「光がなくて」と「光を反射しない」という箇所。
そうなのだ、光が関係している箇所に注目をしてもらいたいのだ。
実は、チョコレートもコーヒーも「ロースト」をしないと食べたり飲めたりしない嗜好品である。
なので、チョコレートやコーヒーに使われるdark(ダーク)の意味はローストなのだ。
だから、ダークローストと本来なら言われるはずだが、チョコレートなどはローストが省かれて「ダークチョコレート」と呼ばれている。
そのダークのローストは、「光がない暗い色」、または、「光を反射しない暗い色」がダークローストであるという意味になるので、深煎りコーヒーであるダークローストになると、ダークな印象のコーヒーになる。
そうなのだ、ダークローストになるとローストがダークになるため素材が見えづらくなるのだ。
それがダークローストの意味である。
なので、ローストが好きな人は、ダークローストが好きなのだと思っている。
自分はどのようなコーヒーが好きなのか。
それが理解できれば、コーヒー豆選びに失敗する確率がとても低くなるのだ。
ちなみにボクはコーヒーが苦手である。
だからダークローストが苦手であり、そしてローストが苦手でもあるので、ローストをクリーンに仕上げたい。
すると、ローストがクリーンになる代わりに、素材の良し悪しがすべて見えてしまうので、良質なコーヒー豆を使うことが前提となる味づくりになってしまっている。
良質な美味しさとは、ローストの味づくりも、素材選びも共に繋がっている。
どちらか片方では成り立たない味づくりが良質な味づくりなのだ。