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バランスという目線。
公開日:2024年1月28日更新日:2024月01月28日
カテゴリ:良質さのお話。
味づくりとは、すべてバランスを整えるという意味である。
だからこそ、どういったバランスを整えたいと意識するのかが大切であると思っている。
感覚でバランスを整えるために、目線は大切である。
偏った目線は、偏ったバランスになるためである。
人間は、今まで生きてきた人生の偏った感覚でしか感覚を使うことができないので、必ず偏った目線になっている。
その偏りに気づき、反対側から見た目線で見れるようになると、もう一つの目線を手に入れることができるようになる。
学ぶことは、偏りを無くすことでもあると考えている。
なので、いろんな感覚のいろんな目線に気づくために学ぶことを目指すべきだと思っている。
好き嫌いというバランスでは、いつまで経っても好き嫌いの基準でしかない。
良し悪しというバランスを判断することは、とても難しいことである。