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味づくりの幅が広がる。
公開日:2021年1月24日更新日:2021月09月03日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。
昨年あたりから、フレーバーの中で登場しているカテゴリが、より見えるようになってきていることに気づき始めた。
すると、ベースであるフレーバーが、他のフレーバーと合わさって「そのフレーバー」を形つくっていることが理解できるようになった。
焙煎という味づくりの根幹で、ベースであるフレーバーの役割は大きい。
そのベースであるフレーバーをどのように登場させるかで、ニュアンスは変わってしまうので、そこら辺を考えて取り組んでいこうと考えていルのです。
ちなみにベースであるフレーバーとは、ボクが考えるに「コーヒーの種から由来している」香りの情報です。
どのような植物系の種子由来の香りなのか?ということです。
ベースの植物系の香りは、ハーブ(葉)、ウッディ(木)、穀物(豆・イモ)、スパイス、くらいの種類に要約できると考えています。
それらと他のフレーバーが合わさることで、特徴的なフレーバーとなったりしているということです。
ですので、ボリュームを作るのか、明るくするのか、粘性を豊かにするのか、いろいろと焙煎の目指す味づくりで特徴的なフレーバーも表情を変えるということです。
より細かなところを見れるようになることで、味づくりの幅も広がってゆくので、また課題が増えていきます。