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コロンビア・エルミラドル農園の販売を始めました!
公開日:2021年8月28日更新日:2021月08月28日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。
本日より、新入荷のコロンビア・エルミラドル農園・カスティージョ・ウォシュドの販売をはじめました。
このコロンビアをひと言で説明するのなら、価格の割りに透明感がある。
透明感(クリーンカップ)は、液体の質感、酸味や甘さ、フレーバーと様々なところに手を差し伸べる、心根のお優しいお方のような存在です。
ですので、透明感があるだけで、コーヒーが引き締まります。
ローストにおけるダメージを与えないように上品にローストの甘さを添加してあげられれば、このコーヒーは化ける可能性があるのです。
その辺りのバランスが特に難しい印象を持っています。
まだ2回しかローストをしておりませんので、これから少しずつバランスの良い設定を探っていきます。
それを考えると、今みたいに暑い季節感よりも、ローストの甘さが評価される寒い季節の方がこのコロンビアは向いているのかもしれません。
少し興味がありましたら、今の季節の味づくりと寒い季節の味づくりを比較してみると面白いかもしれません。
焙煎者は季節感で味づくりの趣きを変えて表現をしていますので。