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Rough Puff Pastry <ラフ・パフ・ペストリー>
公開日:2023年10月20日更新日:2023月10月20日
カテゴリ:お菓子づくりのこと
昨日仕込んだ、折り込みパイ生地「ラフ・パフ・ペストリー」。
折り込みパイ生地という名だけあって、3回にわたって伸ばして重ねて寝かせてを繰り返し「層」を作っていきます。
まず生地を作ります。
下の画像が生地を成形したところ。
ラフ・パフ・ペストリーの場合は、スコーンのように生地にバターを一緒に練り込んでいきます。
まだバターがしっかりと残っています。
これが折り込みパイ生地では大切なポイントです。
そして冷蔵庫で1時間半寝かせます。
ちなみにフィユタージュの場合は、パトンと呼ぶ生地を仕込み、そのパトンでバターを包んで織り込んでいきます。
共に折り込みパイ生地ですが、ラフ・パフの方が1工程少ないので簡単に作れますが、バターを残しながら生地を成形するのが初心者には難しいかもしれません。
<1回目>
この画像は、寝かした生地を織り込んだ1回目です。
まだバターが残っているのがわかります。
また1時間半冷蔵庫で寝かせます。
<2回目>
1時間半後にまた折り込んだ2回目もの。
折り込むにつれてバターの影が薄れていっています。
このバターを折り込むことで、生地とバターの層ができることがパイ生地の豊な層になっていきます。
また1時間半冷蔵庫で寝かせます。
<3回目>
3回目に伸ばして折り込んだもの。
もうバターの影が見えませんね。
これでラフ・パフ生地の完成です。
あとは、当日に伸ばして型抜きして焼くだけです。
ちなみにレシピはwebサイトで見つけたものを参考にしました。
便利な時代になったものです。
あとは、実際に焼いて食べてみて薄力粉と強力粉の配分などを決めていく感じです。
レシピなど整ったら、モンブランに使うだけでなく、当店のクレム・パティシエールと合わせたミルフィーユも作ることが出来ますので、お楽しみに。