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良質さとは「空気感」。
公開日:2021年8月26日更新日:2021月08月26日
カテゴリ:良質さのお話。
昨日、「空気感」それこそが良質さでもあると書いた。
この良質さは、表現としたときの良質さであると言うことです。
本来、表現とは「それ」ではないモノの中に、「それ」を感じさせること。
元々がまったくちがうものなのに、その中に「それ」を感じることが出来るからこそ良質なのだと言えるのです。
そして、「それ」が「空気感」だと言うことだとボクは解釈をしています。
空気感とは、「朝の空気感」であったり、「夕方の空気感」であったり、「日本の冬を思わせる空気感」であったり、「日本の夏を思わせる空気感」など、五感で感じている特有の感触とでも言うのでしょうか、それを連想させるモノがあることで人々に伝わるチカラが違います。
「空気感」があることで、人に伝わりやすいのです。
それこそが、良質さなのだと。
ですが、そもそもその場の空気感を絵とかモノに憑依させることは、そんなに容易いものではありません。
誰でもがそれを表現できないからこそ、だからこそ良質さなのですから。
そして、それを表現するために必要な要素が、ロジック(論理的な考え方)で、その仕組みが分かれば、その空気感の表現が出来るようになるのだと考えているからです。
なので、モノづくりの人間は、天才ではない限りロジックを理解するために学びをしている訳です。
ボクの場合は、コーヒー意外の美しいと感じるものからの学びをしていると言うことです。