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セレンディピティと、テイスティングと、そのメカニズムと。

公開日:2021年8月22日更新日:2021月08月22日
カテゴリ:テイスティング, 感覚のはなし

セレンディピティと、テイスティングと、そのメカニズムと。

外部からの情報は、脳内で処理をされている。

感覚とは、外部からの情報を脳内で処理されるときに、脳内に蓄積された情報と結びつく際に起こるセレンディピティ(素敵な気づき)を広げるための深層認知機能なのだと思っている。

それぞれの五感により蓄積された脳内情報は、なかなか横の結びつきを持たないものなのだと考えていますが、嗅覚の深層認知機能が向上してくることで、それぞれの五感とを結びつける役割(機能)があるような気がしている。

それは、嗅覚だけが他の五感とは脳の伝達ルートが違うことが起因しているからだと考えている。
ただし、これらはなんの根拠もない。
そして、この感覚は、嗅覚をかなり深層認知のレベルまで使っている人ならば、セレンディピティ(素敵な気づき)の頻度を高めることができるものだと考えている。

脳に蓄積される情報も、外部から見聞きした情報(知識)と、感覚により「感じた」情報とがある。
五感の感覚を深層認知している人たちは、当然、脳内に蓄積している情報も「感覚により感じた情報」の量が多くなることもその特徴だと考えられる。

そして経験上、外部から見聞きした知識と感覚により感じた情報とが結びつくことでもセレンディピティ(素敵な気づき)を感じられるが、それはどちらかといえばロジックを構築する際にとても役立つメカニズムのような気がしている。

人生において大切なのは、脳内に蓄積された感覚で感じた情報どうしが結びつくことなのだと思っている。
そのためには、感覚により感じた情報量を増やすこと。
もちろん、外部から見聞きした知識の情報量を増やすこともとても大切なこと。

そして、嗅覚の深層認知機能を高めることで、脳内の感覚により感じた五感の情報どうしを結びつけることなのだと考えています。

それらが結びつくことで、小さな幸せを増幅させることができるのだと解釈をしているのです。
これらが、ボクが今までの人生で取り組んできた、コーヒー・テイスティングで学び、そして感じたことです。

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