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学びの取り組みは、日常生活の中でする。
公開日:2021年8月20日更新日:2021月08月20日
カテゴリ:感覚のはなし
ここ最近、ようやく「質」というモノの見え方が一段上がってきたと思っている。
簡単に言うと、全てのモノには「質」があるので、日常の中でその「質」を日々学ぶことが大切なのだと言うことです。
そして、その質は、味覚で探すのではなく「香りで探す」こと。
味覚は大雑把な感覚なので、質を探すのには難しさがある。
香りで探すことで微細な違いが感じ取れるようになるからです。
毎朝食べるバナナも実は毎回同じバナナは1度もない。
だからこそ、熟度の違いなどを香りで感じながら覚える。
すると香りの情報はいろんなことを伝えてくれていることに徐々に気づきはじめる。
そんなことを日々繰り返していると、言葉を理解する。
爽やか、華やか、艶やか、甘い香り、酸味の香り、粘性の香り、若い香り、完熟の香り、など。
香りは、いろんな情報を伝えてくれている。
それらの情報を日々感じ取っていると、香りの情報を細分化できるようになってくる。
甘い香り、酸味の香り、粘性の香り、香りの広がり、など。
すると、その香りの情報はフレーバーの中でも感じられることに気づく。
そのあたりまで来ると、今までの人生で感じていたフレーバーと、日々の日常での取り組みで得たフレーバーの情報は間違いなく感じ方が変わってきていることに気づくことでしょう。
そして、その違いを自分で感動する。
こんなに豊に感じられるんだと。