読み物。
Blog
香茶屋の講座「学ぶ。」に向けて焙煎の設定を作っています。
公開日:2021年3月25日更新日:2021月03月25日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。, 講座。
現在、5月から開催予定の講座「学ぶ。」に向けて、香茶屋の講座のコンテンツを作成しています。
その「学ぶ。」の中のコンテンツの枠は大きく2つ。
テイスティング(コーヒー・カッピング)と、
もう一つはロースト(コーヒー焙煎)です。
それぞれ、初級から上級までのコースがあり、初心者(入門編)からプロ対応までのコースとなっています。
もう小型焙煎機「Discovery」は店内に設置はしてあるのですが、まだ焙煎の設定が出せれていないので、その状態では講座として成り立ちません。
こちらが、焙煎で「このような味づくりができるのです。」と味づくりを示さなくてはなりませんので、そのために5月までには、この小型焙煎機で各コースの焙煎の設定(焙煎プラン)を練っていくという作業が求められています。
焙煎体験教室では、シンプルな設定でもバランスのとれる焙煎。
初級焙煎講座では、焙煎の基礎をきちんと把握したスペシャルティコーヒー対応の焙煎プラン。
プロ向け焙煎講座では、良質な酸味がきちんと登場するスペシャルティコーヒー対応のワンランク上の焙煎プラン。
それぞれの焙煎プロファイルを作りあげなくてはなりません。
それには、現在、香茶屋の味づくりとして使用している焙煎機は同じメーカーのものなのですが、現在の仕様は改造して使っているため排煙を強くするための「大型排気ファンの取り付け」仕様とそれに伴う「インバーター制御」まで出来る装置を使っています。
講座で使用する小型焙煎機「Discovery」は、一般の焙煎機同様に「ダンパー」という庫内の空気の流れを制御する装置が付いていますが、インバーター制御はありませんので、ダンパーの扱い方のみで味づくりをしなくてはなりません。
いつも使っている焙煎機とは勝手がちがいますが、そこも含めてもう一度「ダンパーの使い方」をきちんと考える機会になることを楽しみにしています。
ある程度、この小型焙煎機「Discovery」で設定が出せるようになりましたら、「コーヒー焙煎体験教室」も開催できると思いますので、開催が可能になりましたら、このブログで報告したいと思います。
それまでは、もうしばらくお待ちください。