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グァテマラ・エルインヘルト農園・ブルボン100の販売を始めました。
公開日:2023年9月14日更新日:2023月09月14日
カテゴリ:お店のこと。, 焙煎の味づくりのこと。
実は、先週すでに初回のローストをして店舗では販売を始めている。
カッピングを初日からしているのだが、ローストから日が浅いと、ローストのフレーバーとくっついていてきちんと素材のポテンシャルが判断できなかったのだが、6日ほど経った今朝カッピングしていると、ローストが落ち着いてきていて、黄緑色の酸味がしっかりと感じることができることが判明した。
黄緑色はシトリックのレモンだった。
それがベースになっている。
そして、酸味はクリーンである。
フレーバーとしては赤紫色があり、そちらはブドウの赤紫色とトロピカルFのパインアップル、ストーンFの赤紫色のプラムが重なり合っている。
もうひとつのベースのフレーバーは、種子由来の植物系であるが、酸味がクリーンなので気に留まらない。
良質なコーヒーの特徴のひとつである、酸味とフレーバーの複雑さが、ローストを悩ませる。
どの辺りの特徴を登場させながら、どう表現するのか?
しばらく色々と試しながら、バランスを探りたいと思っているので、毎日カッピングして考えることになりそうな気配だ。
カッピングして悩んで、カッピングして悩んでをしていると、いつかふと頭の中で勝手に整理されて「こうだな」というバランスが見えてくるので、それが感じられるまではひたすらカッピングをするしか手はない。