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明日のカップケーキの販売。
公開日:2023年9月9日更新日:2023月09月09日
カテゴリ:お店のこと。, お菓子づくりのこと
先月より毎月第二・第四日曜日限定で生洋菓子のカップケーキの販売を行なっております。
明日の生洋菓子の”Cake in cup”の商品の紹介です。
季節柄9月までは、以前は店内でも提供をしていた「ふわぷるコーヒーゼリー」。
商品名にもあるように、上のブラマンジェが固まるか固まらないかくらいに”ふわぷる”感のある白いけれど、コーヒーの風味がついたブラマンジェと甘さ控えめの当店のブラジル・フルシティローストで作ったコーヒーゼリーを合わせた、コーヒーゼリーです。
使用している牛乳は、「東毛酪農 低温殺菌牛乳」です。
牛乳が苦手な友人も、この牛乳で作ったソフトクリームは美味しかったと言っている牛乳です。
ボク自身も、牛乳の嫌な風味を感じないと思ったので、この牛乳を取り寄せています。
その牛乳から作ったブラマンジェとコーヒーゼリーを混ぜ合わせて食べるとコーヒーゼリーと言うよりもちゃんと「sweets」だと感じる商品です。
2つ目の商品は、今回は「黄桃とリコッタチーズのムース」です。
リコッタチーズは、クリームチーズほど酸味やチーズの風味が強くなく、生クリームと合えることで「ミルク感」が余韻に長く残ることが特徴です。
その甘さ控えめのリコッタチーズのムースの上に、黄桃と合えたクレム・パティシエールと、クレム・シャンティ。
良質な素材を使うことで、それぞれの素材が主張し過ぎず、それでいてすべての素材の意味が感じられるムースになっています。
今まで食べてきたムースとは印象が異なると思うので、クリームと一体になった柔らかで滑らかなミルク感の中にある桃をお楽しみください。
3つ目は、「イチジクのビスキュイ」です。
今までは、ショートケーキとして生地にバターなどを入れてしっとりとさせる共立て生地のジェノワーズを採用していましたが、今回からは生地に油類を使わないでふんわりふっくらさせる別立て生地のビスキュイ・サヴォアを使用します。
本来ビスキュイ・サヴォアはサヴォア型を使うことでその名が活かされる生地ですが、今回は生地だけを使いたいので、ジェノワ型でベイクしています。
生地とクリーム類とイチジクのそれぞれが活かされるように生地を変更しました。
香茶屋のスイーツは、その度にいろいろと変わっていきますが、最終的には完成度の高いバランスを求めて変化していきますので、その変化と季節感を楽しんでいただければと思っています。
ご購入の際は、保冷バッグと保冷剤を用意していただけることを望んでいます。
お店で箱と保冷剤をご利用の場合には、別途料金がかかりますのでご了承ください。