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テイスティングの1段階上のレベルは、香りの情報を辿るスキル。
公開日:2021年8月13日更新日:2021月08月13日
カテゴリ:テイスティング
本日ご来店くださった新規のお客さまの中に、趣味のひとつがお酒で、その延長線上にコーヒーがあって、コーヒーもちょっと学びたいと言うお客さまがご来店してくださりました。
そして、「BARのマスターからこのお店のことを伺いました」と言っておりました。
たぶんですが、名乗っていただけてないので、誰なのかは存じませんが、お話では、「いろいろと詳しい」と話してくれたそうです。
そういえば、以前にも同じような話をされてご来店くださったお客さまがいたことを思い出しておりました。
ある程度のテイスティング・スキルがある人でしたなら、その人の述べていることが、どのようなことであるのかを理解できるものです。
そういう方が、当店を紹介してくださることは、とても嬉しく思っています。
そして何より、話がスムーズに進みます。
そのBARのマスターのことを信頼しているお客さまが、それを聞いて来て下さるので、ボクの説明することもすんなりと聞く耳を傾けてくれるためです。
そして、そのご来店してくださったお客さまも趣味のお酒とそしてコーヒーを通じて、テイスティングを学ぶことで更に深いフレーバーの世界観を感じられる説明をさせていただきました。
そう、テイスティングは何も表現だけではないと言うこと。
香りを捉え、その情報を辿れることから、いろんな意味が理解できてくることが、テイスティングの本質であるとボクは考えています。
そのくらいのスキルを身につける頃には、勝手に表現力も身についていると思いますので、ぜひ目標のレベルを1段階上げて取り組まれては?と思っております。