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色彩と形の両者を意識して表現をする。
公開日:2023年7月28日更新日:2023月07月29日
カテゴリ:論理的な考え方
山から自宅に帰ってウチの奥さんと話をしていて気づかされたことがあった。
それは、形容しているものは何も色だけではなくて、そのモノの形も形容しているということに気づかされたのだ。
当たり前といえば当たり前のことなのだが、人は何かに引っ張られてしまうと、そればかりに捉われてしまう生き物だから、他が見えなくなってしまう。
だから、こだわってはいけないのだが、そのこだわりさえも見えていない状態が捉われているという状態であるのだと。
これは、テイスティングでも同じことが言えて、ほとんどの人たちは口の中で感じている情報ばかりに気を捉われているが、香りの情報は脳裏で感じている情報なので、その脳裏で感じている情報と口の中で感じている情報を合わせて感じているのため、本来ならその両者に意識を向けなければならないのだが、ほとんどの人たちはそれが出来ない。
それは、口の中で感じている情報に捉われている、引っ張られているからだと言える。
なので、表現とは色彩ではあるものの、形も表現であるのだ。
それはコーヒーも同じなので、色彩と形の両者を意識をして表現をするということなのである。