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気づきは、嗅覚を育成させることで向上する。
公開日:2023年9月8日更新日:2023月09月08日
カテゴリ:感覚のはなし
気づくことは、とても大きな転換点の始まりであるのだと考えている。
だから、何かを成し遂げたいと思っていたり、何かを求めているけれどその何かにさえ気づかない人にとって、気づくために何をしていかないければならないのかは課題である。
ボクが「気づく」ためにしてきたことは、まず思いついたことはすぐにやってみる。
そう。思いつたら、行動する。これがまずは大事なのである。
ただし、思いついたことのそのほとんどは妄想の類いの使えない思いつきであるため、すぐに気づきには繋がらない。
でも、それでもやってみることで、使えないことが分かるし、そして実際にやったことで、それが経験値として自分の中に蓄積していく。
知識だけでは、経験を踏んでいないのでやはりダメで、時間はかかるのだが経験することこそが大事なのだと言える。
そんなことを続けていくうちに経験値が増えていき、これまでに蓄積された経験値の「点」と知識の「点」が増えていく。
すると、今まで別々に蓄えられていた「点」と「点」が繋がりだす瞬間が訪れるようになる。
それが気づきの一歩手前の「可能性」が見え始める瞬間である。
そこまでくれば、あとは気づくために動けば良いだけなので、不思議と何をしなければならないのかが見えている。
そして、気づきは感覚でもあるのだと感じている。
なので、感覚が敏感な人ほど気づける可能性は大きいのだが、気づきは今ままで感じられていない感覚の部分に存在しているので、視野を広げ、そして繋がりを探すことで見つけられる可能性が広がる。
感覚を向上させることにおいて重要なことはすでに理解をしているのだが、嗅覚が五感全体を押し上げてくれるので、嗅覚の感覚を押し上げることができれば、感覚は向上し、気づき易くなるのだと経験から理解をしている。
そして、嗅覚を成長させるためには、香りの情報を細分化させ、香りの情報を脳内にマッピングすることであると理解をしている。