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本質を探求する道。
公開日:2021年7月15日更新日:2021月07月15日
カテゴリ:感覚のはなし
いつの頃からか、焙煎の考え方がとてもシンプルになってきていることに気づいた。
ただし、それをキチンと理解できてきたのは、ここ1〜2年だと思う。
それは、コーヒーをローストして、そのローストしたコーヒーをカッピングして、気になる味わいを修正するだけのこと。
これが出来るようになってきたのも、味づくりの焙煎機のコントロールとコーヒーのフレーバーが繋がっていることが感じ取れるようになってきたことが大きいのだと思う。
その背景には、フレーバーの質というのか、劣るフレーバーと良質なフレーバーが以前より、よりくっきりと見分けれるようになってきていることが、ことのほか大きいことだと感じている。
そして、その「学び方」はとてもシンプルなのだということ。
でも、そこに気づかない限り、それは感じ取れないし、そして見ることもできない。
皆が平等に、当たり前のように存在しているものであったとしても、それに気づけるか気づけないか。
そこがとても大事なことなのだと。
そして、これを言葉で言ったとしても、ほとんどの人は気にも止めないで通り過ぎてしまうようなもの。
だからこそ、本質を探求することは難しいのだとも思える。
そして、本質はもっと奥が深いのだとも感じているし、意外とシンプルなものであるようにも思えている。