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いろんな要素で、味が変わる。(生分解性プラスチック)

公開日:2023年2月8日更新日:2023月02月08日
カテゴリ:お店のこと。

いろんな要素で、味が変わる。(生分解性プラスチック)

細かく言えば、なのですが、コーヒーはいろんな要素で味が変わる。

今まで言ってきたことは、コーヒーミルの違いや、使用するお水の違いでも大きく味は変わってしまうもの。
なので、自分の好みの味を追い求める場合、自分の好みの味になるミルを選ぶ必要性があり、そして自分の求める味になるお水を選ぶ必要性がある。
そして、召し上がる際の「器」でも味が変わる。

現在当店で利用している「紙コップ」は、出来るだけ紙のニオイが登場しないものを選んでいましたが、紙コップだとどうしてもクッキリといろんなフレーバーや味わいが登場しないことは、うすうす分かっていた。
そして、テイスティングの講座で使用していた「プラ」の試飲カップで飲むと想像以上にいろんなフレーバーが見えて美味しいので、生分解性プラスチック(PLA)を内面にコーティングをした紙コップを取り寄せて、実際に飲んでみて、これからのテイクアウトではそのPLAコーティングの紙コップを使用していくことに決めました。

それはなぜかと言うと、生分解性プラは耐熱温度が低く45°Cくらいまでの温度のものしか対応ができない。
プラスチックでも味だけを考えれば良いのですが、環境問題を考えた場合は不適合となるため、生分解性プラを内面にコーティングをした紙コップの味わいがよかったので採用することにしたのです。

ただし、まだ以前に使用していた紙コップも残っていますので、そちらの在庫が無くなり次第、新しく切り替えるカップに変更する予定です。
ですが、現在でも当店で販売している「Topスペシャルティ」ランクの3商品につきましては、その内面に生分解性プラをコーティングしたカップで提供を始めております。
それは、そのカップの方がしっかりと酸味の良い部分まで楽しむことができるからです。

ちなみに、ご自宅で召し上がる場合には、「磁器」のコーヒーカップまたは「ガラス」のコーヒーカップを当店ではオススメをしております。
その方が、より明るい酸味をしっかりと楽しむことができるから。
ぜひ、お試しください。

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