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ローストによる味わいの登場の成り立ちの理解を深かめること。
公開日:2023年1月11日更新日:2023月01月11日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。
基本、コーヒーという飲料はローストによって、その個性を整えられている。
なので焙煎士は、ローストによって変化をしている、そのローストの成り立ちを理解することがそのままイメージ通りのローストが可能になる道でもあることがロジックであると認識をすることが大切である。
だとすると、カッピング(テイスティング)で自分がローストした景色を読み取るスキルがとても重要なことが理解できると思う。
そこが「すべて」だと言ってもいいくらいに重要なことである。
だからこそ、カッピングでローストの成り立ちを理解し、そしてローストによってイメージする味づくりへと向かう技術をひとつずつ理解していくことが大切なのです。
焙煎理論であるとかは、カッピングができるようになるとその意味を持たない。
味づくりにおいては、その最終形である液体の味の成り立ちがすべてであるのだから。
なので焙煎士にとっては、カップの中の液体のカッピングからローストが見えるようになることが一番に大切なことなのだとボクはそう思う。
そのスキルを磨くことで、思い描くイメージ通りの味づくりが可能になってくるものなのだと考えている。
なので、今年からの目標としては、より緻密にローストを行うこと。
それは言い換えると、より緻密なローストの成り立ちをカッピングにて見ることである。