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基礎を理解するために、基礎がなにかを意識する。
公開日:2021年6月4日更新日:2021月06月04日
カテゴリ:講座。
新しく「学ぶ。」というコンテンツを作ったことで、テイスティングやらローストやらを人に教えないといけなくなることで、それらを「人に伝えるための目線」で考えてみることにしている。
今までは、自分の中での理解だけでよかったことを、人に教えるとなると、これはまた話が変わってくると考えたからです。
同じような意味でも、どういう言葉を使って説明をした方が良いのか?
この現象を表現するとしたなら、なんと言った方が伝わるのか?
いろんなことを考えて、どうしたらこの内容を人に伝わるように説明できるだろうか?を考えてみたりしています。
そうした場合に、コーヒーという飲料は飲み物なので、目では見えないフレーバーの景色をロースト目線で見れるようにならなくては、味づくりは狙ってできるようにはなりません。
自転車や車の運転などと同じで、最初は乗ることもできなかった人が、経験していくことで自転車や車を運転することができるようになります。
それを、論理的に、そして段階ごとに説明することが、香茶屋の「学ぶ。」というコンテンツにしたいと考えています。
段階的に一歩ずつ学んでいくことで、確実に成長ができる学びの場にしたいのです。
そのために、一歩ずつのひとつひとつの取り組みの重要さをきちんと理解しなくてはなりません。
そう考えると、基礎はなんであるのか?がとても大切なことがわかります。
基礎は、基盤だからです。
その基盤がしっかりしているからこそ、その基盤に肉が付き骨格がしっかりとしていくからです。
なので、ある程度理解はしているのですが、基礎はなんであるのか?
をきちんと深く理解できるように考えなくてはいけないと考えています。
とりあえず今のところの基礎(基盤)は、
テイスティングは、「香り(フレーバー)の景色が見えること」。
ローストは、「焙煎ダンパーの位置」。
だと理解しています。