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ローストのフレーバーと素材のフレーバーの2つを感じ取る。

公開日:2022年12月14日更新日:2022月12月14日
カテゴリ:テイスティング

ローストのフレーバーと素材のフレーバーの2つを感じ取る。

今週の定休日を利用して「フレーバーの景色を見るための講座」をビオあつみエピスリー浜松店にて開催してきました。

以前からボクも「ローストのフレーバー」と「素材のフレーバー」があるので、香りの情報の中からそれぞれを見てくださいというようなことを語ってきた。

なのですが、今回その講座で改めて感覚としてより明確に理解できたことは、粉の状態のアロマ(粉から立ち上がる香り)を探す時に「ローストの香り」の奥に「素材の香り」があるので、素材を見るためには、ローストの香りを見ないようにして素材の香りを探ることが出来るようになることが大切なのだと思った。

これは、言葉で解説をすると難しく、以前と語っていること同じじゃね。
と思うかも知れませんが、感覚が成長した時に、明らかに見える世界観の視野がグッと鮮明に感じられるようになる。
先日の講座でこちらが講義しているのですが、以前の感覚と比べると明らかに明確に、そして鮮明に「ローストの香り」と「素材の香り」を分離して見ることが脳で出来るようになっていることに気づいた。

アロマ(立ち上がる香り)よりもフレーバーの方が情報量(香りの情報だけでなく、味覚と触覚の情報もある)が多いので、フレーバーの方がいろいろと感じ取りやすいのですが、アロマの情報を感じ取れるくらいに感覚が向上すると、フレーバーの繊細な部分も今よりも断然に感じ取れるようになる。

感覚を向上させたい場合には、やはり香りの情報を今よりも感じ取れるようになることが求められるのだと思う。

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