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3つの取り組み。

公開日:2022年12月7日更新日:2022月12月07日
カテゴリ:お店のこと。

3つの取り組み。

当店がコーヒーという飲み物を召し上がってもらうことを生業にしておりますが、そこには美味しさ以上の感情に触れるモノがあると考えて、スペシャルティコーヒー専門店を営んでいます。
そうした場合に、当店が取り組みたい、取り組まなければならないと考えている取り組みが3つあります。

また飲みたいと思う良質なスペシャルティコーヒーを提供するにあたって、「仕入れの目利きと完成度の高いロースト」が求められると思っていますので、1つ目の取り組みとしては、「仕入れとロースト」という本職の割合が高い部分の取り組みが一番大きく求められる取り組みなんだと思っております。

そして、2つ目の取り組みとしましては、その「仕入れの目利きと完成度の高いロースト」を施した当店のコーヒー豆を購入していただき、それをご自宅にて飲める状態にする「抽出」の取り組みが2つ目に取り組まなければならないことだと考えています。
それは、抽出で間違った取り組みをしてしまうことで、かなりクオリティという美味しさが落ちてしまうことを知っているからです。
抽出はお客さま自身で取り組む要素でもあるのですが、そこをきちんと伝えない限り、ご自宅でお店と同じレベルのコーヒーは飲めるようにはなりません。
クオリティが落ちれば、感情に触れる美味しさは得られることはないからです。
ですので、当店ではそのご自宅での抽出までを取り組みたいと考えています。
そうすることで、ご自宅でも香茶屋のお店と同じクオリティのコーヒーが楽しめるようになるからです。

そして、3つ目。
ここは、必要とする人がとても少なくなるのですが、「感覚の育成の学び」に取り組みたいと考えています。
ボクが、ここまでのスペシャルティコーヒーを提供できるようになった背景にあるものは、「感覚の育成」がとても大きなことだったと思っています。
自分の感覚が育ち、感覚が成長したことで、良質なものの理解が深まったことで、いろいろと感じることが出来るようになり、そして良質なコーヒーを表現できるようになってきたのです。
その「感覚で感じる」ということを感じ取れている人は意外と少ないので、その世界観を育みたいという人たちに向けて、学びの場を広げていきたいと考えているのです。

食における良質さには、フレーバーと質感の2つの柱があるのだと考えています。
それらはリンクはしていますが、異なるものでもあります。
それらを感じられる人と、感じられない人では、美味しさに対する感受性のレベルがまったく違ってきます。
言い換えると、同じものを召し上がった時に、感動をするか、通り過ぎてしまうかくらいに違ってきます。それが、感覚で感じるということなのです。

もしも、感覚の育成について興味がございましたら、来店した際に喫茶コーナーのカウンターでコーヒーを召し上がりながら、それらのことについて話をさせていただければと思っています。
ビオあつみエピスリー浜松店で開催している「フレーバーの景色を見るための講座」に参加されると、より詳しく知ることができると思っています。

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香茶屋では、店主である私が歩んできた道を分析し、感覚が成長していく歩み方を伝えてゆくことで、正しいロジックのもとで各講座の「学ぶ。」が運営されています。

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