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自分以外の人たちが感じいている世界を想像すること。

公開日:2022年11月5日更新日:2022月11月05日
カテゴリ:良質さのお話。

自分以外の人たちが感じいている世界を想像すること。

毎朝の通勤で浜名湖周辺に連なる低山が見えている。
今年のマイブームでもある東山魁夷さんの日本画を美術館で見てから、その身近に在る低山の色彩に、毎日心が動かされるようになってしまった。
感情にじーんと静かに落ちていくような、そんな感覚が毎朝低山を見て感動してしまうから不思議なものだと思っている。

このように一旦、見え方に気づいてしまうと、もう脳がそのように見えるようになってしまう。

感覚とは、いろんな見え方、感じ方のバリエーションを気づかせてくれるものなんだとも思っている。
今現在、自分が見えているひとつの見え方、感じ方がすべてだと思っている人たちは、生涯自分意外の人たちが見えている、感じている世界を垣間見ることはできないであろう。

けれど、自分以外の人たちが見えている、感じている世界の存在に気づき、どうにかしてその目線や感覚を取り入れたいと思う人には、それを学ぶためのヒントを与えてくれる。
あくまでもヒントなので、そのヒントからどうすれば自分は自分以外の人たちが見えている世界観を感じられるようになるのか?
そのヒントを与えてくれているのだ。
それが「意識をする」と言うことなのだと気づくだろう。

ボクはこれまで、いろんな人たちが見えている「目線」に気づくことが出来たからこそ、その目線を自分のものにするために考え、そしていろんなことに取り組むことで、今のボクの目線がある。

これは、お金があれば手に入るものでもなく、必ず自分自身で取り組まなければ、その感覚は自分のものにはならないので、ボクの財産でもあると考えている。
物質的な豊さでは無いけれど、精神的な心の豊さなんだと思っている。

スペシャルティコーヒーは、それに気づかせてくれたボクの恩人みたいな存在でもある。
それが、良質さと言うキーワードなんだと思ってもいる。

良質さとは、人の心を動かすパワーが込められている。
だからこそ、ボクは良質なスペシャルティコーヒーを手掛けたいのだと思っている。

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