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「学ぶ。」の基礎は「嗅覚」の育成。
公開日:2021年5月23日更新日:2021月05月23日
カテゴリ:お店のこと。
これから開催していく「学ぶ。」という講座で、カッピング(テイスティング)とロースト(コーヒー焙煎)を教えていく。
これまでのコーヒー人生で培ったスキルを、それがどうして身についたのかを分析して、ロジック(正しい歩みの道筋)を構築したことで、そのような講座を取り組んでいきたいと考えたからです。
そして、香茶屋が考える一番大切なことは、「感覚を育む」という学びについてです。
感覚は成長しますが、間違った取り組みでは、その成長のスピードは抑えられてしまいますが、正しい取り組みをすることで、確実に感覚は成長の道を歩んでいくことができると考えているからです。
そして、感覚の中でも、まだ科学的にも研究が非常に遅れている「嗅覚」の感覚の育成がとても重要であると香茶屋では考えています。
ですので、この取り組みは化学的な根拠をもとにした取り組みではありませんので、予めご理解の上での講座となっております。
しかし、香りの情報は、嗅覚を介して脳と密接な繋がりがあり、そして五感の中で唯一他の感覚とは異なる経路で脳と繋がる器官だからこそ、嗅覚以外の五感とはその働きが異なるのだとボクは解釈をしています。
香りの情報をどう脳で処理をするのかによって、脳の働き(分析)が変わってくるのではないのか?とも考えています。
ですので、香茶屋の取り組みにおける「香りのインプット」の仕方に何らかの秘訣があるものであると分析をしています。
それが、脳の働き(分析力)を向上させることになっているのだと思うのです。
ですので、嗅覚を育成することで、他の五感も相乗的に育っていく。
ボクの経験上ですが、そんな要素があります。
とても不思議な器官である「嗅覚」を育成されることで、感覚が向上し、いろんな背景に存在しているモノまで感じ取れるようになる。
そう考えているのです。