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スペシャルティコーヒーという飲料。
公開日:2022年10月26日更新日:2022月10月27日
カテゴリ:良質さのお話。
コーヒーが好きな人は、スペシャルティコーヒーも飲める。
でも、スペシャルティコーヒーが好きな人は、コーヒーが飲めない。
この意味が理解できる人は、当店のスペシャルティコーヒーの美味しさがわかってもらえる人なんだと思っている。
そういった美味しさを求める人たちの近くに、こちらから出向く行為が「イベント出店」なのだとも思っています。
ですので、もしもイベント出店している姿を見て、「一度、試してみようかな?」と思ったら、当店が手がけるスペシャルティコーヒーを飲んでみてください。
今まで知っているコーヒーやスペシャルティコーヒーとは、何かが違う美味しさと出会うかもしれませんから。
そういうきっかけ作りが、当店の考えている「イベント出店」でもあります。
話は、全然違うのですが、喫茶コーナーに東山魁夷さんのポストカードを飾った。
そのポストカードを見た常連さんが、「これって写真ですか?」ってポソっとつぶやいた。
そのつぶやきを聞いて、ボクも「うん、うん、わかるわかる。」
そう心でつぶやいた。
その常連さんは当店の常連さんの中では、感覚がかなり敏感な人。
絵描さんの中でも、ほんとごく一部の人たちだけなのですが、印刷物にしたとしても、本質の美しさが損なわれない絵画がほんの一握りだけ存在するのだと理解している。
そういう絵画を描けるその一人が、東山魁夷さんなのだとボクは思っている。
だから、ポストカードを飾っている。
ただし、ボクの経験上なのですが、脳裏で風味を情景として見れる人でないと、その本質の美しさを脳裏で情景として見ることができない。
これは、ボクもそうだったからわかる。
だから、脳裏で情景として見れない人は、絵であると認識をする。
でも、脳裏で情景として捉えれる人たちは、本物の情景の美しさが脳裏で広がっている。
だから感情が揺り動かされるのだ。
同じモノを見ていても、人の心が揺り動かされることの本質は、受け手側にある。
感受性を高めるということは、そういう意味があるのだと思っている。
そして、そういった世界観を感じられる多くの人たちは、孤独を愛する人たちでもある。
そこに興味を抱いたなら、学ぶしか手段は無い。
まずは、そういった世界観を感じられている人たちが存在するという事実を知ること。
そして、そういった世界観に憧れるのならば、学ぶことである。
そうすればいつの日か、その世界観の扉を開け、そういった情景を感じられるようになるはず。
その時に、そっち側の世界観を感じている人たちと仲良くなれるようになる。
すると、大切にしている「美しさ」の話を色々としてくれることでしょう。