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良質さという世界観。

公開日:2022年8月14日更新日:2022月08月14日
カテゴリ:良質さのお話。

良質さという世界観。

多くの人たちが興味を持つ商品は、ヒット商品となるのだろうけれど、少ない人たちしか興味を持ってもらえない商品は売れない商品なので、いつか販売されなくなってしまうのだろう。
これが商売の成り立ちなのだとしたなら、多くの人々に深い興味を抱かせる商品を販売すれば、商売繁盛ということになるのだろう。

では、多くの人たちとは異なる感覚を持つ人々は、それでは満足することが出来ないじゃないのか?
じゃあ、多くの人たちとは異なる感覚を持つ人たちが満足するものを提供するショップがあってもいいじゃないか。
なぜなら、多くの人たちとは異なる感覚を持っているからこそ、この社会では生きづらさを抱えている人たちなのだから。

そして、当店の場合は、良質さを好む人たちに向けて、そういう専門店にしていきたいと考えるようになった。
良質さを感じている人たちは、そこに感嘆し、そしてそれによって癒されることも事実なのだからだ。

ただし、そういう人たちは自分自身が良質さを感じて、良質さを見ていることにも気づいていない可能性が大きい。
ただ、そのような人たちは、なかなか自分の感じている世界観を認めて、そして共感してくれる人がいないことを実感している人たちのことです。
良質さを感じている人たちは人口的にはとても少ないので、自分の感じている世界観を親兄弟にも、そして友達にもなかなか共感してくれる人がいない。
そのようなことを感じて生きている人たちは、良質な世界観を感じている可能性がある。

だとしたなら、一度当店のコーヒーを飲んでみて欲しいと思う。
同じ世界を見て、味づくりをしている人がいることに気づくことでしょう。

ただし、そのような世界観を味づくり出来るようになったからといって、ボクの場合は先天性ではなく、そういう味を作り出したかったからトレーニングでそれを身につけた人になります。
良質さを徐々に作ることが出来るようになったからこそ、そのような人たちのことにも気づけるようになった。
感覚とは面白いものなのです。

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