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脳内で、脚色されるもの。
公開日:2022年8月5日更新日:2022月08月05日
カテゴリ:お店のこと。, 良質さのお話。
嗅覚の感覚のスゴイところは、脳内で勝手に情景に脚色をしてしまうところなんだと思えるようになった。
ただし、その脚色はすべての処理において、脚色を施すわけではなく、ある共通点があるのだと思っている。
それが、美しさに対しての脚色なのだと思えるようになってきた。
絵画や写真などだと、脳内で音が聞こえたり、脳内で動いて見えたりもする。
音だとしたなら、映像が見えたり、情景が浮かんだりもする。
それがどうやら、嗅覚の育成により、嗅覚以外の五感が覚醒されたことに起因しているのだと思っている。
嗅覚の成長は、他の五感も一緒に引き上げてくれる特徴があるからです。
なので、今のボクの美しさの基準は、脳内で脚色されるかどうか?
このポイントがかなり大きいと言える。
この基準を採用すると、いろんなモノに当てはめて脚色されるか否かを確認すれば良いだけなので、いろんなことが理解できるようになる。
食に対して当てはめてみると、食材の良質さと、それを作っている人の良質さ、それぞれが見分けられるようになってくる。
もちろん、本来の良質さはその両方が問われるものでもあるのですが、世の中両方の良質さが登場しているモノはとても少ないことにも気がつくことができるのです。