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評価をするということ。
公開日:2022年6月17日更新日:2022月06月17日
カテゴリ:ふと思ったこと。
ニュースで食べログの評価点における訴訟のことをやっていた。
スペシャルティコーヒーの生豆の仕入れの場合は、問屋さんが仕入れをする際には、Qグレーダーの有資格者が点数を付けてスペシャルティコーヒーだと認定できるものを仕入れをしている。
なので、スペシャルティコーヒーを取り扱う生豆問屋さんは、その資格を持っている人が現地に出向くまたは現地からサンプルを取り寄せ、スペシャルティコーヒーの基準を満たすコーヒー豆をカッピングをして仕入れていると言うことになります。
そして、ボクたちのような実際にコーヒー生豆を原産地に仕入れに行かない小売店では、生豆問屋さんが買い付けをした商品の中からサンプルを貰い、そのサンプルをカッピングして仕入れることになるので、問屋さんがスペシャルティコーヒーだと認定している時点で、スペシャルティコーヒーを取り扱っていることになっている。
ボクもカッピング(テイスティング)をずうっと学んでおりますが、ボク自身は原産地に足を運んで仕入れをすることはないので、ボクはQグレーダーの資格は持っておりませんが、きちんと評価を理解したいと考えてはいるので、国際審査員も務めQグレーダーの資格も取得している業者さんからカッピングを学んでいます。
コーヒーに携わる人たちなら、コーヒーの評価システムのことや、そう言う資格のことなども、なんとなくは知っている人が多いので、きちんとした評価は「有資格者がしなければならない」ことは知っている。
なので、本来「評価」とは誰がしたものなのか?をトレースできなければならないものなのだと思っている。
その評価は、「あの人たした。」と言えるように、評価したことに対して責任が問われるものなのだと思うのです。
なので、匿名での評価自体が怪しいものであるのだと認識している。
きちんとした評価を得るためには、個人が特定できるようにして、責任が伴うものであるというものにしない限り信憑性は得られないのだと。