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自分の好みの基準を知ることから始まる。
公開日:2022年4月3日更新日:2022月04月03日
カテゴリ:ふと思ったこと。
コーヒーショップによって、ローストの味づくりがまったく違う。
消費者には、好みがあるので、そのローストによる味づくりを理解すれば、コーヒーショップごとの味づくりの成り立ちを理解できるので、「好み」を購入することができるようになる。
まず、自分はコーヒーの味づくりのどこが好きなのか?を知ることから始めると良い。
ほとんどのコーヒー好きに言えることは、ロースト由来の甘さとロースト由来の粘性が好きなのだと思っている。
ただし、ローストの甘さが好きだとしても、ローストレベルによって、その甘さと粘性の強さが異なってくる。
なので、まずは好きなローストレベルがどのあたりなのかを知ること。
簡単に言うと、浅煎り・中煎り・中深煎り・深煎り の4つくらいに分けて取り組んでもらえれば、すぐに好みのローストレベルは知ることができるのだと思う。
好きなローストレベルが理解できたなら、次に意識するポイントは、生産国ではなくて、生産処理方式の違い。
大まかに、「ウォッシュド(水洗式)」と「その他(ナチュラル・パルプドナチュラル[ハニープロセス])」で分けるとよい。
ウォッシュドが好きか、それともウォッシュド以外が好きかで、判断できれば、もう大体は好みの範疇に入るコーヒーを購入できるようになってくる。
そうした場合に、次は好みの中の商品選びで、気になるお店の商品を購入するようにすれば、ローストによる味づくりの違いが明確にわかるようになる。
なので、
1・好きなローストレベルを知る。
2・好きな生産処理を知る。(ウォッシュドかその他か)
3・好きなローストによる味作りのお店を見つける。
多くの消費者は、好きな生産国で選ぶ傾向にあるのですが、そこよりも「2」の好きな生産処理方式で選んだ方がハズレを引かなくなってくる。
生産国で選ぶと、生産処理方式が違ったりするので、するとまったく異なる味わいになるので、好みから外れることが起きる。
これは、同じ農園でも、生産処理方式が異なると、味わいが異なるので、生産処理方式は意識した方が好みに辿り着きやすくなる。
このように、自分の好みを分析していくことで、気になるお店を選べるようにもなってくる。