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ヒサカキの花が香ってきました。
公開日:2022年3月16日更新日:2022月03月16日
カテゴリ:感覚のはなし
月曜日の定休日を利用して開催していた、ビオあつみさんでの講座を終えて、帰宅をして車を降りた瞬間にヒサカキの花の香りを感じた。
先日のブログで、今年は寒かったせいか、ヒサカキの花の香りをまだ感じていないと述べたが、やはり気温が高くなったことで、花が一斉に咲き始めたことで、風に乗って大気中にその香りが充満する。
強い香りであればあるほどに、大気中に混じりやすくなる。
ヒサカキの花の香りは、悪臭く感じる。
比較的若者には、インスタントの醤油ラーメンの化学調味料の粉末スープの香りであったり、少し年配になると漬物のタクアンの香りであると表現したりする。
その香りは、重たくて悪臭いとボクたちは言ったりしている。
ヒサカキの花の香りの後には、ゴールデンウィーク手前から栗系の花が咲き始める。
この浜松の低山には、ヒサカキの木も、どんぐりなどの栗系の木も多いために、そういった季節感を花の香りで感じることになる。
たぶん、地域によっても野山に自生している植物が異なるので、季節感で漂う香りも違うのだと思う。
いま感じいている香りが何なのか?
それを突き止めることも楽しいと思える人は、フレーバーの成り立ちを探求する旅も楽しいはず。
香りはとても多くのことを物語っているのですが、それを読み取り感じられる人たちは、とても少ない。
ボクは、良質なコーヒーを作りたくて才能は無かったけれど、諦めない気持ちで学んで少しは理解ができるようになった人。
どうなりたいのか?
そこがとても大切なことなのだと思います。