読み物。
Blog
コーヒーカッピング講座を受ける理由は。
公開日:2021年10月30日更新日:2021月10月31日
カテゴリ:テイスティング
昨日は、「テイスティングの基礎講座」を受講された方を対象とした「コーヒーカッピング講座」をオンラインで開催しました。
考え方としまして、「テイスティングの基礎講座」は論理と仕組みを学び、基礎を身に付けます。
そして、その知識を基に、感覚のすり合わせを行うのが、定期的に開催をする「コーヒーカッピング講座」です。
「テイスティングの基礎講座」を受けて独自で学ばれるのもありだと思いますが、感覚を育てるためには、自分が理解していない感覚を理解しなくてはならないので、やはり近道としては、他人の存在が必要なのだと思っています。
それが、感覚のすり合わせ的な講座の存在です。
同じものを飲んで、講師のコメントから、フレーバーの情報の「どこを見ているのか?」を読み取るという作業です。
その感覚のすり合わせに時間が必要となり、その際に「補助」をしてあげることで、感覚を掴みやすくなります。
コーヒーの場合には評価項目が存在していますので、それを使うことで理解が深まります。
フレーバーの中から、「スイートネス」、「アシディティ」、「マウスフィール」、「フレーバー」、「アフターテイスト」、「バランス」、「クリーンカップ」を評価するというものです。
(*上記はCOE評価項目となります。)
そのためには、フレーバーの情報から、細分化したそれらの項目ごとを感じ取れなくてはなりません。
それができるようになる頃には、項目ごとにコメントもできるようになることでしょう。